【お金の話】経済の話④~株式投資が儲かるには理由がある~

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「絶対に儲かる??」

そんなうまい話はあるかいと思うかもしれませんが、世の中のお金持ちと呼ばれる人たちは必ずと言ってよいほど株式投資をしています。

つまり、株式投資は儲かる確率が高い理由があるため、お金持ちの人たちは皆こぞって株式投資をやっている訳なのです。そして、株式投資で得た利益を元手に投資を繰り返していくことでお金持ちはさらにお金持ちになっていきます。なんでそんな良い話があるんだったら教えてくれないんだと言っても、それは知らない方が悪いだけの話なので仕方がありません。

当然ですが、投資というものにはリスクがあり損をすることがあるため、自己責任のもと行う必要があります。それは人生においても同じ話なので何事においても失敗はつきものであり、するしないは本人の意思次第ということなのです。

ただ、ある程度のリスクを負ったとしても株式に投資している人たち全体で見た場合、株式投資は儲かっている確率の方が高いのではないかと思います。このことは株式投資の仕組みについて知っていくことで理解していけるのではないかと思います。

投資と投機の違い

まず、株式投資について理解していくには投資というものについてもう少し理解を深めておく必要があります。その理解を深めるには投資と投機の違いについて知っておくことがとても重要になります。

投資とは

投資(とうし)とは会社の価値やその会社が将来生むことができる利益などに、長期的な視野で資金を投じることをいいます。つまり、投資とは会社、人、モノに対してお金を使い、付加価値を産みだし続けるという行為だとも言えます。それは毎年果実を実らさせてくれる樹木を買うようなイメージといっても良いのかもしれません。

株式投資では毎年お金と言う実を産みだしてくれます

投機とは

投機(とうき)とは、将来の価格変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる売買行為のことをいいます。つまり短期的な値上がりのタイミングを狙って資金を投じてその利鞘(りざや)を得ようとすることです。
投資先の会社の成長や、その資産自体の価値が増えることを望むというよりは、その時の利益を得ることを目的とします。

株式投資の中でもデイトレードは投機の要素が強いといえるでしょう。その他には、外国為替証拠金取引(FX)、CFD取引、暗号資産取引(ビットコインなど)なども投機にあたるものと言えます。

投機ではなく投資を行うことが重要

投機によって「億りびと」と呼ばれる莫大の利益を得ている人たちがいることは事実ですが、それはハイリスクハイリータンの勝負をしたうえで勝ち取ったものでもあり、誰でも真似できるものでは無く、反対に大損して破産していった人たちの方がもしかしたら多いのかもしれません(具体的なことはわかりませんが・・)。

つまり、投機とは、得をすれば損をする人がいるというようなゼロサムゲームをやっているようなものです。そして勝つ確率も負ける確率も均等な50%でしかないということなのです。

一発あてて楽にお金持ちになりたいと誰しも思うことですが・・

ここで重要なことは投機ではなく投資を行うということです。

投資とは毎年実ってくれる果実(お金)を分け合うことができます。つまり、プラスサム(合計値が加算されていく)ゲームをしているということなのです。このため投資をしている人たちが全員儲けるということも可能性としてはゼロではないということが最も重要なのだと思います。ただし、毎年実ってくれる果実には限りがあるため、それ以上を望もうとするならばそれ相応のリスクを得なければなりません。

しかし、毎年実る果実をしっかりとお世話をしていけばリスクを減らしながら確実に利益を得ていくことは十分に可能な話になってきます。それは一段一段しっかりと登っていく階段のようなものと言っても良いのです。

株式投資は一段ずつ登る階段のようなものなのかもしれません

企業が儲けた利益は誰のもの?

株式投資がプラスサムであるという性質を持っているということなのですが、毎年どの程度のお金が産みだされており、そのお金は一体誰のものになっているのかが気になるところになります。

私も株式投資をするまでは企業がどんだけ利益を出しているかなんて気にもしていなかったし、会社が利益をだしたら自分達の給料も上がるんでしょう、と今まではあんまり深く考えることなくなんとなく思っていました。

しかし、企業の利益を計算する会計上では私たちの給料が支払われている訳ではないということです。

私たちの給料は会社の経費として計上されている

私たちの給料やボーナスは労務費(人件費)として損益計算書の中で【売り上げ総利益】又は【営業利益】を算出する際に差し引かれることで計上されています。

つまり、私たちの給料やボーナスは経費として計上されるものであり、「会社の利益を上げる」ということだけを考えるのであれば、私たちの給料やボーナスをカットしてしまうのが一番手っ取り早いということになってしまいます。

私たちの給料は単なる人件費でしかない

日本の企業が儲けた利益(純利益)はどのくらい?

それでは、私たちの給料やボーナスを含めて使ったお金を差し引いて残ったお金、つまり会社として最終的に儲けた本当の利益は【純利益】として計上されることになります。

それでは、企業が儲けている本当の利益はどのくらいあるのでしょうか。日本企業の純利益総額の推移を下にまとめましたが、2020年で約32兆円になります。ちなみに日本企業の純利益額のトップはトヨタ自動車で2.4兆円にもなります。

日本企業の純利益の推移

日本国内だけで考えてみても毎年30兆円を超える金額が産みだされ続けているということになり、それだけ世の中は豊かになり続けているということなのです。

株主は企業の利益の約30%を受け取っている

それでは、その毎年30兆円を超える金額はどのように使われているというと、株式投資のリターン(投資した結果もらえる金額)を表わした数値として【配当性向】というものがあります。配当性向とは、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標で、1株当たり配当額を1株当たり当期純利益で除して求められます。

日本企業の配当性向の平均はだいたい30~40%であるため、30兆円の30%は9兆円もの金額になり、このお金は投資家たちの私財になっていくのです。残りの60~70%は企業側が次の事業に向けた設備投資やいざという時のためにお金を貯めておくなどのいわゆる内部留保になっていきます。

日本企業が儲ける利益とは、日本が一年間頑張って得た本当の富や財産であり、これらのうち30%もの金額が投資家たちが手にしているということを考えると、株式投資をしている人としていない人が持っている財産にどれだけの差が産まれてしまうのかということは容易に想像できるのではないかと思います。

そして、このことこそが株式投資が儲かる理由なのです。

投資家で有名なバフェットさん

まとめ

「株式投資が儲かるには理由がある」

その理由とは、日本企業が儲けた利益のうち30~40%もの金額が投資家たちが毎年手にしているという事実そのものと言えます。そして、その利益は毎年プラスサムされ続けているため株式投資をしている人としていない人の間には持っている財産に差が拡大し続けていきます。

ただし、投資というものには当然リスクがあり損をすることがあるということを忘れてはいけません。そこのこと念頭に置き、あとはするしないは本人の意思次第ということなのだと思います。

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