【テルーの唄】心を何にたとえよう~辛くなった時に聴きたい歌~

文化
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私は辛くなった時にはよくこの歌を聴いて救われます。

手嶌葵さんの歌声と作詞、作曲の全てが合わさり、ただ聴いて感じるだけでも辛かった心に何かが暖かくそっとすり寄ってくれ、そして心が洗われるような気持ちになることが出来ます。ゲド戦記は私の好きなジブリ映画の一つですが、テルーの唄のような作詞が出来る宮崎吾郎さんはとても素敵な才能を持っているのだなと思います。

テルーの唄 歌詞

作詞:宮崎吾郎

作曲:谷山浩子

夕闇迫る雲の上

いつも一羽で飛んでいる

鷹はきっと悲しかろう

音も途絶えた風の中

空を掴んだその翼

休めることはできなくて

心を何にたとえよう

鷹のようなこの心

心を何にたとえよう

空を舞うような悲しさを

雨のそぼ降る岩陰に

いつも小さく咲いている

花はきっと切なかろう

色も霞んだ雨の中

薄桃色の花びらを

愛でてくれる手もなくて

心を何にたとえよう

花のようなこの心

心を何にたとえよう

雨に打たれる切なさを

人影絶えた野の道を

私とともに歩んでる

あなたもきっと寂しかろう

虫の囁く草原を

ともに道行く人だけど

絶えて物言うこともなく

心を何にたとえよう

一人道行くこの心

心を何にたとえよう

一人ぼっちの寂しさを

私たちは孤独である

鷹は生態系の頂点にたつほど強く一人でも生きていける力を持っています。しかし、そんな鷹ですら孤独を感じ悲しさを感じることがあります。花のように美しいものでも、雨が降った日などは一人で寂しくたたずんでいます。

どんなに家族、友人や知人が多かろうとも、人は本質的には一人であり孤独なのかもしれません。他人からどう思われていたとしても自分の本当の気持ちは他人にはわからないものです。困難な状況に陥った時に辛さを感じたとしても、それは他人には理解することは出来ないのです。たとえ親しい人に相談し辛さを理解してもらったとしても、本当の辛さの全てを理解してもらうことは出来ないのかもしれません。

そうした時、自分の心に対して「自分は今どんな気持ちなのか」を問いかけてみると、とてもすっきりと心が洗われるような気持ちになります。道にたたずむ雑草なのか、空をただよう雲なのか、忘れ去られた廃墟なのか、少しセンチメンタルなのかもしれませんが、それで良いのだと思います。

辛くなった時には自分に素直になり思いっきり孤独を感じてみる、そんなことを「テルーの唄」を聴いていると想うことが出来、いつの間にか気持ちがぐっと楽になれるのだと思います。

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