【雑考】新型コロナウイルスによって引き起こされる世界の4つの変化【デイリー新潮さんの記事より】

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現在の新型コロナウイルスによって今後の世界に及ぼす影響として、藤原正彦さんが緊急提言として、2つの対立構造と今後世界に起こる4つの変化について述べられていた記事がとても興味深かったので紹介したいなと思います。藤原正彦さんは数学者であり、お茶の水女子大学名誉教授でありながらエッセイストとしても有名な方です。

それでは内容で興味深かった部分を抜粋しながら紹介していきたいと思います。

はっきりみえてきた対立構造

一つ目の対立構造:中国の覇権主義とそれを警戒する国々との対立

中国は一帯一路の重要な国々(イタリア、東ヨーロッパ、アフリカ)に大量のマスクや人口呼吸器を大量に送り、救世主顔をし始めた。このようにパンデミックを利用して世界制覇を進めようとする中国に対する不信が日本、アメリカ、欧州で爆発寸前になっている。

二つ目の対立構造:グローバリズム(新自由主義)と国民国家の対立

グローバリズムとは、人、金、モノが国境を越えていくこと。これが、今回のパンデミックの直接の原因となっており、今回の感染拡大でグローバリズムの行き着く先が露呈された。

しかし、アメリカの多国籍企業や国際金融資本などのグローバリズム存続派は非常に強い。彼らは今回のドタバタの中でもぼろ儲けを続けている。そして、感染拡大はグローバリズムのせいではないと言い始めるだろう。

今回のパンデミックにより多くの低所得者の死者をだしたため、経済格差を必然的につくるために今後も中間層を貧困層に追いやることを続けていく。そのようなグローバリズムへの反感は高まっていき、国民国家への流れが強まる要因となっていくだろう。

今後世界に起きる4つの変化

1.国民国家への回帰

・自分たちを守るのは自分しかしないということがはっきりした

・トランプ政権のような自国ファーストとして、ナショナリズムの高揚や国防強化が強く叫ばれるようになる

2.自由に対する規制強化

・自由や人権を完全無視の中国が感染拡大をいち早く沈めたことは事実である。民主主義国家はいつまでも感染終息に苦しんでいる

・自由貿易は、危機において食料危機を招くことになり、生命安保、食料安保のためにも規制が必要なことがはっきりした。今後、失業者が急増するため、失業者を守るためにも移民も規制する必要が出てくる。

3.価値観の変化

・各国で起きた医療崩壊は、国が効率を追いすぎたのが一因である。このため、アメリカ的な功利主義、金銭崇拝、効率追求という価値観が後退する。

・身の回りにあるささやかな幸福や安心、安全などの価値を高く評価するようになり、文化、芸術、教養などが見直される。

4.格差の是正と福祉政策が強化される

・アメリカでは、満足な医療を受け入れられない黒人やヒスパニック系住人など貧しい人から無くなっている。日本の国民皆保険制度は非常に優れている。世界に広げていくよう努力すべきである。

・国民の命を守るためには、非常時には政権に強権を付与しないといけないことがはっきりした。一時的に人権や自由の大幅制限をすることも必要。そのために、日本はリーダーの選び方からきちんとやり直さないといけない。

今こそ読書文化の復活を

テレビでは視聴率を上げるために不安をあおるようなことばかり言う。悲観論ばかりでは免疫力が落ちる。テレビは消して読書に向かい、教養や大局観を身につけることが必要である。

そうすれば選挙できちんとした人を選ぶようになり、まともなリーダーを出すことにつながっていく。

危機はチャンスである。

これからもっとも大事なことは、コロナを奇貨としてよりよい社会、よりよい国にするということ。コロナよりはるかに悲惨な天災、疫病、基金、戦争をくぐり抜けてきた日本民族には、やさしさに加え不屈の精神がある。コロナ程度に負けるはずがない。

まとめ

この記事はとても考えさせられる記事だと思います。今後の自分のため、日本のために何が出来るのか考えるきっかけになるのではないかと思います。私も読書の習慣と前向きな気持ちを常に持ちたいと思います。

今回の雑考は「デイリー新潮」さんの記事を参考とさせて頂きました。

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