【お金の話】経済の話➀~株式について~

お金の話
お金の話

「ダウ平均株価が最高値を更新しました。」「本日は日経平均株価が1000円台の大幅な値下げをしました。」

など、昨年は株価はかなり高値を付けていたのですが、2020年3月時点では新型肺炎の影響もあり、かなり株価は下落しました。しかし、これらのニュースを聞いてもなんか大変そうだなで終わっている人たちは多いのではないのでしょうか。

恥ずかしながら、わたしもつい最近まで同じ状況でした。

こうなってしまった理由としては、自分は株式投資をしていないし関係ないからと無関心になっていたり、そもそもこれらの株式を含めたお金のことについて考えるという意識や習慣がない事が挙げられるのではないかと思います。

そこで今回は、経済の話として「株式」についてやっていきたいと思います。

株って何なの?

株とは簡単にいうと、企業が必要な資金を集める代わりに発行する証書のことで、正式には「株式」と言います。株式は一定の発行数に対して人気があれば高くなり、人気がなくなれば安くなります。

企業は株式で集めた資金をもとにビジネスを行い利益を出し、利益を株主に還元します。投資家の一番の目的は、還元される利益を得ることです。もちろん、利益度外視ではじめは応援を目的に投資することはありますが、将来的には企業がビジネスで得た利益を得ることが目的であることに変わりはありません。

株ときくとギャンブルというイメージを持ってしまっている人はいるかもしれませんが、それは一部のトレーダーの人たちが行っていることであり、本来の株式の持つ役割とは全く異なります。最近ではクラウドファンディングと呼ばれるネット経由の資金調達の方法がありますが、これも一種の投資と言って良いでしょう。株式投資との違いは、得られる利益が「お金」であるのか「サービス」「社会的な貢献」なのかの違いだけです。

現代社会に生きている私たちの目的の一つは、

「労働によって付加価値という利益を生み出し、生活をより良くしていく」ことです。この役割を持つ一つのことが株式であることを知っておく必要があると思います。

投資家とは何なのか?

投資家とは、投資を目的として市場に発行された金融証券(株式、債券)、不動産、通貨などを保有する人のことです。投資家ときくと、「お金持ち」でどこか「がめつい」イメージがありますが、なぜなのでしょうか。

特にお金持ちでなくても投資家になれます。最近では小額でも投資できる仕組みがあり、投資へのハードルは高くはありません。「がめつい」イメージはどこから来ているのか定かではありませんが、時代劇に出てくる越後屋のイメージに近いものがあります。

おぬしも悪よのーは時代劇の鉄板ネタですねw

日本では、どこかお金を稼ぐというのが嫌われる風潮があり、これは江戸時代から続くものでもあります。江戸時代は儒学から発展した朱子学が推奨され武士道として広がりました。武士道は、「武士は食わねど高楊枝」という言葉があるように、お金を稼ぐということは武士の心得として敬遠されてきました。

しかし、この思想は当たり前ですが普遍的なものではありません。貧乏旗本のイメージのように、お金を稼がず貧乏であることは逆に悪いイメージの方が強くなってしまいます。つまり、投資家の悪いイメージは、事実とは無関係な私たちが勝手になんとなく持ってしまっているイメージに過ぎないということです。

現代社会においては、市場の原理から考えると投資家と呼ばれる人たちの方が正しいことをしており、社会に役立っているといっても良いかもしれません。労働はすべてを産みだす源泉ですが、投資を軽視したりすることは出来ません。私たちの多くは、投資ということと向き合うことをせずに敬遠しているに過ぎないのだと思います。

代表的な株価指数

現在、日本のニュースでよく耳にする株価の指数は、日経株価平均、TOPIX、ダウ平均株価の3つがあります。株式についての知識を得るためにも、一番身近に聞くこれらの株価指数について知っておく必要があります。

日経平均株価

日経株価平均とは日経255とも呼ばれ、日本経済社が東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄のうち225銘柄を対象にした株価指数になります。日本経済新聞社は一つの民間企業ですが、日本国政府が経済統計として使用していたりしており、現在でも日本の代表する株価指数として使用されています。

255銘柄は時代によって入れ替わりがあるため、不連続な数値であることに注意しておく必要があります。

TOPIX

TOPIX(東証株価指数)とは東京証券取引所第一部に上場するすべての銘柄を対象とした株価指数になります。日経平均株価をTOPIXで割った値をNT倍率と呼ばれており、だいたい9.5~12.5前後で推移しています。

TOPIXは時価総額の大きい大企業や内需関連株による影響が大きく、日経株価平均は輸出関連。ハイテク企業の影響が大きいという違いがあります。

ダウ平均株価

ダウ平均株価とはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスという企業が算出する代表的な株価です。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスはアメリカの企業であり、ダウ平均株価は何種類かのアメリカ企業の平均株価になります。日本では「ダウ工業株30種平均」が最も有名です。

これを聞いて、えっ・・そうだったの!?と思う方は多いと思います。アメリカ企業の株価を日本のニュースでと思うかもしれませんが、世界の金融市場の中心は今でもアメリカです。日本経済はアメリカ経済の影響を大きく受けますので、アメリカ経済についても知っておく必要があるということです。

まとめ

今回は、経済の話として「株式」を取り上げました。現代社会に生きている上で、社会の仕組みに大きな役割を持っている「株式」について無知であることは、とても恥ずかしいことではないでしょうか。

株式がギャンブル性を持ったものであることは否定できません。しかし、それは人や社会が成長するということはどうなるかわからないということの裏返しだと思います。私たちの生きる目的の一つは成長をしていくであり、社会も日々成長をしていく必要があります。

そのための一つの仕組みとして「株式」があります。「株式」とは社会をより良くしていくための一つの手段というイメージを持っていくことが必要ではないのでしょうか。

投資は高額でなくても始めることは出来ます。私たちは社会のためには労働者であると同時に投資家になる必要があると思います。そのためにも、まずは「株式」を含めたお金のことについて知っていく必要があるのではないかと思います。

タイトルとURLをコピーしました